四日市競輪のナイターFⅡ「DMM競輪杯」が11日に開幕。ガールズケイリンでは、今年1月に産休から復帰し、破竹の勢いで勝ち星を重ねる寺崎舞織(27=福井)が登場。11月のGⅠ「競輪祭女子王座戦」を見据え、さらなるアピールに挑む。
夫の寺崎浩平(31=117期)との間に第一子をもうけ、今年1月の静岡で約3年4か月ぶりに復帰。以降は7場所すべてで優出。特に直近4場所は優勝1回、準優勝3回と絶好調だ。復帰前よりも成績が上向いている要因には、トレーニングの変化がある。
「結婚前までは、ウエートをしてなかったけど、出産してからウエートを始めました。浩平君に教えてもらって。筋トレが楽しくなっちゃって、ガシガシやってます(笑い)」
競走得点は56点台に突入し、GⅠ出場も現実的な目標に。「ちょうどここに来る前に、あと何回(走れる)か、どれぐらい(成績が必要)か、とか見てきました」と、現在選考期間中の11月小倉GⅠ「競輪祭女子王座戦」を本人も強く意識しており「それまで一戦一戦頑張りたい」と力を込める。
初日5Rは、落車からの復帰戦となる荒牧聖未がライバルだ。「(自分の)復帰戦、2戦目もボコボコにされてるので、今回は力勝負できるように」と雪辱を期す。