別府競輪FⅡ「ルーキーシリーズ2025 スピチャン・スカパー杯」が9日、幕を開ける。3月に日本競輪選手養成所を卒業した127、128期生によるルーキーSは、ガールズ2戦、男子5戦が行われる。

 男女ともインターナショナルレース(男子はアドバンス)で実施され、2日間の予選獲得ポイント上位7人が決勝に進出する。前回熊本で先にデビューした選手もいる中で、今回初戦を迎える椎名俊介(24=茨城)は「バンク8割、街道2割でやって来ました」と準備万端の様子だ。

 師匠は堀内昇(36=茨城)で「佐藤(礼文、33=茨城)さんや朝倉(智仁、25=茨城)さん、(吉田)拓矢(30=茨城)さんとかと練習してきた」とダービー王ともともに練習しての参戦となる。

「昔から競輪を見てて好きだった」ことでこの道へ飛び込んだ。好きな選手を「栃木の宗景(祐樹、49=栃木)さんですね」と応えるあたり、なかなかの競輪通だ。「得意なのはダッシュ系だけど、長い距離も踏めます。まずは決勝へ、ですね」。初日9R男子予選1で白星スタートを決める。