西武園競輪ナイターGⅢ「開設75周年記念 ゴールド・ウイング賞」は30日、準決勝をメインに3日目を開催し、決勝メンバーが出揃った。ファイナルは5人勝ち上がった関東勢の並びに注目が集まった。
今年もヒール役はこの男。真杉匠(26=栃木)は地元勢と袂(たもと)を分かち、単騎で戦うことになった。
「5人でしっかり話しました。森田(優弥)が自力でやりたいということなので、僕は単騎です」。同期の親友・森田の意向を尊重し「別になった以上は、こっちも優勝を狙います」と力を込めた。
「まだ気持ちよく乗れない部分がある。もう少し修正が必要」と話すように、自転車との一体感は完璧とは言えない。それでも二次予選、準決は1周以上を力強く踏み切り、大名マークの武藤龍生を振り切った。求めるレベルはさらに上の上…。記念なら、現状でも十分に戦える。
新山響平に森田が抵抗する構成での単騎は大歓迎。「やりづらいメンバーではないと思う。好きに走らせてもらいます」。昨年の当地記念決勝も、5車並んだ埼玉勢を8番手まくりで一蹴。今年もその再現になりそうなムードが漂ってきた。