立川競輪FⅠ「HPCJC杯・サンスポ杯」は20日、2日目を行い、準決10Rで日高裕太(23=静岡)が1着を取り、決勝一番乗りを果たした。ピンピンでの優出は2023年4月に特昇でS級に上がってからから初めて。決勝進出自体も24年11月の静岡以来で「展開に恵まれただけです。でも決勝に乗れたのは素直にうれしい」と控えめに喜んだ。

「苦手」だという単騎でクリーンヒットをかっ飛ばした。風速5メートルの風を頭に入れ「とりあえず前に出てみよう」と九州2車の後位を確保。打鐘で中石湊が仕掛けてきた際に「東矢(圭吾)さんのダッシュに付いていけず口が空いてしまった」ものの、前がもつれた好機を逃さず2角から踏み上げ、直線で同期の東矢をとらえて最後は2車身差をつけた。

 レース後にたまたま近くを通りかかった筒井敦史に「安定感のない強さだな」と冷やかされた。「きょうのようなレースをしたかと思えば、あっさり負けて一般戦を走っていることもある」(筒井)からだ。もちろん本人も自覚しており、安定して好結果を残していくことが今後の課題でもある。

 当面の目標は2月に控える地元の静岡記念だ。「3年連続で呼んでもらっていて少しずつ成績も良くなっている。今年は準決を目標に南関の先頭で走りたい。地元記念に向けて弾みをつけられれば」。まずは再びの単騎戦で臨む21日の12R決勝で爪痕を残す。