立川競輪GⅢ「開設74周年記念 鳳凰賞典レース」は7日に最終日を迎え、12R決勝は単騎で関東勢を追った脇本勇希(27=福井)が番手まくりの吉田拓矢をゴール前でかわしてV。昨年10月豊橋以来、2回目のGⅢ制覇を飾った。
得意の単騎戦で読みがさえた。「関東が引いてカマす雰囲気だったし、(鈴木)玄人さんの感じから(吉田の)番手発進もよぎったので」と思惑通り関東後位をサラ脚で確保。「一発、差し脚にかけて」最後はSSの吉田を差し切った。
〝裏GⅢ〟を単騎まくりで制した実績はあるが、強豪が揃う記念の優勝は初めて。「SSがいるのといないのとでは全然違う。めちゃくちゃうれしいです」と念願の記念Vに喜びもひとしおだ。
現時点での賞金ランキング1位に「早く1年が終わってほしい。このままならグランプリに乗れるので」と笑顔も見せたが「これでダービー、競輪祭は出られそう。GⅠで活躍できないと意味がないし、そこへ向けてやっていきたい」と表情を引き締めた。
順調にステップアップしている〝コワッキー〟。偉大な兄(脇本雄太)の背中は、確実に近づいてきている。