西武園競輪のFⅠ「デイリースポーツ賞」が4日に開幕した。7RのS級予選は青柳靖起(26=佐賀)が突っ張り先行で高橋晋也(31=福島)を封じ、坂本健太郎(45=福岡)と九州ワンツーを決めた。

 2月が「あっ旋なし処置でした」という青柳は、今回が約1か月ぶりの実戦。しかも急な追加だったが「正規のあっ旋だと、一発目がウィナーズカップ(GⅡ・19~22日=防府)だったんです。その前に実戦を一本走れればと思っていたので」と喜んで受諾すると、力強い先行を披露し圧倒的な支持に応えた。

 実力ある高橋を沈めた価値ある走りに、坂本も「重い中、強い相手に青柳が頑張ってくれた」と手放しで褒めたたえたが、青柳自身は「重かったし、レース脚やレース勘の部分が全然でした。特に突っ張ってからのスピードやペースの部分が…」と冷静に分析する。

「でも改めてウィナーズの前に一本走っておいて良かったなって思いました。2月にしっかり練習していたので脚力自体は上がっている。一走して勘の部分も良くなるはずだし、準決勝、そして最終日といい形で上げていって次走につなげられれば」と笑顔で語った。

 上積みが見込めるだけに、5日の準決勝でも楽しみな存在だ。