西武園競輪GⅢ「開設76周年記念 第1回平原康多カップ」は12日に最終日を迎える。12Rの決勝には関東から5人が勝ち上がり、栃茨勢と地元2車が袂(たもと)を分けた。

 地元からは黒沢征治(34=埼玉)と宿口陽一(42=埼玉)の2人が優出に成功。中でも平原康多氏の高校時代からの後輩でこの大会への思いも人一倍の宿口は、最低ノルマの優出に「まずはよかった」と安堵。ただ口を真一文字に結び「森田(優弥)や(武藤)龍生が乗れなかったのは残念。彼らの分まで頑張らないといけない」と姿勢を正した。

 決勝では連日お世話になった真杉匠や吉田拓矢が敵となる。「厳しいけど、こればっかりはしょうがない。征治に任せて、ゴール前勝負できるように」と話し、そして「第1回平原康多カップの称号はみんなが欲しいと思う。でも、埼玉のどちらかが取ることが恩返しになると思うので精いっぱい頑張りたい」と言葉に力を込めた。