西武園競輪GⅢ「開設76周年記念 第1回平原康多カップ」が9日、開幕した。岩津裕介(44=岡山)が一次予選9Rで1着を手にし、現状を語った。

「直前は、視点を変えて練習してきました。具体的に? 書道です。子どもが『大きな夢』と書いていたので、自分も練習だと思って書きました」

 直近2場所の成績がイマイチな実力者は前検日に、真顔でこう答えた。

 一予9Rは「これからは自在にやっていく」と戦法チェンジ中の佐々木豪の番手回り。ただ佐々木に的確なアドバイスを送り気持ちを乗せると、佐々木がカマシを敢行。絶好の展開をモノにし2か月ぶりの白星を手にした。

 書道の効果については「どうですかね。まだ不安はあります」と苦笑いも「気持ちが整うし、姿勢を良くしないと書けないので。良い方にいっている気はします。これからも継続してやっていくつもりなので、もっと良くなるかな」と語った。

 今回は同期・平原康多氏の冠大会。「大宮記念で連係したのは覚えているけど、西武園もありましたっけ?」と記憶から抜けていたが、60周年記念(2010年)は藤田竜矢―平原の3番手を固めて、平原氏がV、岩津3着という結果だった。

「当然そこは目標ですし、決勝に乗りたいですね」

 二予は通過点に過ぎない。