西武園競輪のFⅠ「デイリースポーツ賞」は5日、2日目を迎えた。11RのS級準決勝では永沢剛(40=青森)が自力に転じた山田久徳にピッタリ続いて2着に入りうれしい優出となった。
〝泣き〟のコメントが多いことで知られる永沢は、今シリーズ参加前にも「前回のGⅠ(全日本選抜)もダメだったし、まだまだ全然良くない。戻るまでかなり時間がかかると思うし、そもそも戻るのかどうか…」と、例によって弱気な発言をしていた。ただこれは決して大げさではなく、本当に苦しい状況に置かれている本心の言葉だった。
「去年は落車の影響で5月、10月、12月と3回も手術をした。こんなこと初めて。体中にプレートも入っている状態だし、落車で全てが狂いました」
準決は目標不在の厳しい構成だったが、岸田剛―山田の近畿3番手を選択したのが吉と出た。「最後は(山田が)なんとかしてくれると思ったので。実際(岸田が叩かれて)ヤバイって思ったけど、まくってくれましたもんね。本当に助かった」。
6日の決勝は「準決の流れもあるし、もう一度任せます」と自力自在に立ち回る山田を目標に指名。「まずは点数を上げないといけないので。追走する分にはなんとか、って感じだし、一つでもいい着を取れるように頑張ります」と控えめに意気込みを語った。