西武園競輪ナイターFⅡ「東京スポーツ杯」は11日に2日目を迎え、6Rのガールズ予選2は地元の高橋梨香(43=埼玉)が初日に続いてホームカマシで快勝。無傷の優出を決めた。

「あそこで行くしかなかったので」

 前に構える篠崎新純(38=千葉)が執拗に目でけん制してくる中、勇気を出して豪快にその上をカマした。きっちり出切ると、あとはペースに持ち込んで連勝ゴール。「(最終ホームで篠崎と)接触してしまい…。落車がなくてよかった。申し訳ないことをしました」と真っ先に反省の弁が出たが、逃げ切り連発は胸を張って良いだろう。

 所沢市民の高橋にとってここ西武園は〝ド地元〟に当たるが、まだ当地での優勝がない。「ホームバンクですし、普段練習でもお世話になっているバンクなので、なんとか…」と西武園初Vはひとつの大きな目標だ。

 9月の平塚ではガールズの最年長優勝記録を塗り替えた。この勢いを駆って記録更新とホームバンク初Vを同時に達成する。