青森競輪「オッズパーク杯ミッドナイトGⅢ」は21日、最終日を迎える。混戦模様の決勝は青野将大の番手で山崎芳仁がV最短の評価だが、破壊力秘める北津留翼も軽視できない。番手を回るのは北津留と同学年の木村隆弘(40=徳島)だ。
木村はデビュー20年目、不惑にしてプチブレークを迎えている。2場所前の4月名古屋でGⅢ初の決勝進出を果たすと、前回広島FⅠで待望のS級初優勝。1月大宮記念(二次予選)では松浦悠士に先着するなど、今年に入り価値ある数字が並ぶ。
「自分でもビックリ。若い子たちと競輪場で練習させてもらって脚力が底上げできたんだと思う。クサらずやってきた成果かもしれませんね」
徳島はベテラン、若手揃ってのバンク練習が伝統。それに引っ張られる形で木村も少しずつ力を蓄えてきた。
決勝は準決でもワンツーを決めた憧れの同級生・北津留の番手。抜けば優勝の位置でもある。「憧れるのはやめようと思ったんだけど(笑い)。緊張しながらしっかり付いていきたい」。初物尽くしが続く今の流れと勢いなら、初のGⅢ優勝があっても驚けない。