武雄競輪場で「第73回全日本プロ選手権自転車競技大会」が25日に行われ、スプリントは小原佑太(30=青森)が優勝した。

 スプリント1/2決勝でナショナルチームの先輩だった雨谷一樹を下して、迎えた決勝はこちらも元ナショナルの河端朋之だ。

 1回戦では大差をつけられて完敗。「ナショナルチームにいた時から河端さんに勝ったことがなかった」と後がない厳しい状況だったが、2回戦でホームから思い切ってカマシて押し切り。イーブンに戻すと、泣いても笑っても最後の3回戦でもホームで豪快に仕掛けて快勝。初の栄冠を獲得した。

 表彰式では金メダルとチャンピオンジャージを授与されて笑みを浮かべたが、熱烈なファンに「メダルとジャージをちょうだい」とお願いされると、笑顔で快諾。「メダルとジャージはファンにあげました。記念とかあまり残さないタイプなので(笑い)」と過去のことはあまり気にしない性格。競輪でも培ってきたスピード、そして豪快なレースをしていくに違いない。