大分県・別府競輪場で熱戦を展開してきたGⅢ「開設73周年記念 オランダ王国友好杯」は最終日の10日、決勝が行われ、守沢太志(38=秋田)の優勝で幕を閉じた。S班戦士で立川「KEIRINグランプリ2023」にも出場する松浦悠士(33=広島)は、落車棄権に終わった。

 松浦は最終3角でけん制を受けて落車。ケガの状況が不安視されたがレース後、記者団の取材に応じた。「右ヒジと右肩の擦過傷でした。(以前、ケガをした)左鎖骨にワイヤが入っているので、左側で落車したくなかったんです。フレームは無事でした」と気丈に話し、軽傷を強調した。

 今月30日に立川競輪場で行われるKEIRINグランプリ2023を控える身。ここから休養期間を設けて大一番に備える。