立川競輪場で12月28~30日に開催される「KEIRINグランプリ2023」シリーズの共同記者会見が19日、都内で行われた。30日に優勝賞金1億3700万円(副賞含む)をかけて争われる「KEIRINグランプリ2023」でピンクの8番車になった新山響平(30=青森)が、エロス発揮を誓った。

 車番が8番車と発表されると「8番車はピンクでかわいいし頑張りたい(笑い)」と稀代のモテ男らしく、妖艶な笑顔でほほ笑んだ。2年連続のグランプリ出場に余裕を見せつつ、もちろん熱い意気込みも語った。特に〝立川で〟の思いは、特別なものがあった。

「立川は毎年のように呼んでもらっていて、そのたびに(管理棟内に飾られている)GP優勝者の師匠の坂本勉さんのパネルを見て、いつか自分もここで優勝したいと思っていたので、立川で優勝できれば」

 1990年に敬愛する師匠がグランプリ優勝を果たした立川競輪場――。ついに、夢にまで見た舞台に立つ。