松阪競輪ナイターFI「究極ブランドまつぶた杯 松浦武四郎賞 中京スポーツ賞」は最終日の3日、12RでS級決勝戦が行われた。レースは先行した坂井洋の番手から小林泰正(31=群馬)が突き抜けて今期初V。10Rガールズ決勝は仲沢春香(24=福井)、11RのA級決勝は小西晴己(23=三重)がそれぞれ制した。

 今節は3走すべて目標が付く珍しいシリーズとなった。「珍しいですね。やっぱり自力を出したい」と苦笑いを浮かべたが、決勝は執ようなけん制で手際よく番手の仕事をこなし、好展開をモノにした。

「普段、自力なので先頭の気持ちが分かる。番手を回った時にどう自分が走れるかですね。初日の反省もあったし」

 伏線は初日特選の内容にあった。決勝と同様に坂井の先行を利して1着を取ったが、3番手の成田和也を連れ込むことができなかった。先頭の頑張りに応えるにはラインで決めることが一番。その反省を生かした決勝では、再び後ろを固めた成田とのワンツーで修正力を示した。

「よかった! 前回から使う新車がいい感じだし、このまま全日本選抜まで行きたい。ラインのレースができるように!」。変幻自在の立ち回りに磨きをかけ、今期一発目の特別戦線へ向けて万全の状態で挑む。