岐阜競輪場で9~12日の日程で開催されるGⅠ「令和6年能登半島地震復興支援競輪 第39回全日本選抜競輪」のPRのため、関係者が6日、東京・江東区の東京スポーツ新聞社を訪れた。

 岐阜競輪開催執務委員長の前田仁氏は「13年ぶりのGⅠ開催です。2年前のGⅡ共同通信社杯は無観客だったのが残念で…。今回はみなさまに本場で楽しんでいただきたい。売り上げの一部は能登半島地震の復興支援で被災地に届けられるので、ぜひ投票で支えていただければ」と訴えた。売り上げ目標は95億円。

 日本競輪選手会岐阜支部の吉村和之支部長は「選手会イベントでトークや自転車を用いたもので楽しんでもらえるように準備しています」と来場を呼び掛け、期待する地元の山口拳矢選手については「緊張しないで集中できる。彼は技を持っているんです」と強さの秘密を明かした。

 ガールズケイリンの増田夕華選手は「強い選手の方々がみんな集まるので、その走りを生で見てほしいです」と話した。また岐阜競輪場はナイター設備を整えて将来的にガールズGⅠの開催可能性もあるため、「あっ、もし決まったら早めに教えてください! 早めに準備していかないと」と、なぜかすでに緊張した様子だった…。