岐阜競輪の令和6年能登半島地震復興支援競輪GⅠ「第39回全日本選抜競輪」は12日、最終日を開催。その8R特選で2位入線の新田祐大(38=福島)が先頭員早期追い抜きで失格となった。

 前受けの新田は後ろ攻めから抑えに来た三谷竜生を突っ張る際に、残り2周のホームストレッチラインの手前で先頭誘導選手を追い抜いてしまった。

 今後は出場予定だったレースはあっせんが保留され、あっせん規制委員会で処分が決まる。委員会の開催時期によるが、以前の同様の事例であれば最低3か月程度のあっせん停止となる見込みで、5月地元のいわき平GⅠ日本選手権出場は絶望的になった。

 なお、新田は2011年の高松宮記念杯、2016年のKEIRINグランプリでも先頭員早期追い抜きを喫している。