2月20~23日、熊本競輪場で14年ぶりのGⅠ開催が開かれる。ファン待望の「全日本選抜競輪」を前に――。競輪場の再開、またGⅠ開催準備などに尽力してきた西島貢司さん(引退=64期)が、これまでとこれからを語った。
西島さんは昨年12月をもって36年4か月に及ぶ選手生活にピリオドを打った。現役時代は6年に渡り日本競輪選手会熊本支部長を務め、競輪場の存廃で揺れる厳しい局面にも立ち会った。再開への道が開かれたころには本業と公務の両立をしながら各方面を奔走してきた。
「廃止したらもう二度と走れない。まだ地元バンクを走っていない若い選手も多いし、ここまで来られて本当に良かった」
再開後には自身も一度だけ地元バンクを走る機会を得て「いい思い出です」とやり切った表情を見せる。
現在は、これまで再建に尽力してきた経験とノウハウを生かし「全日本選抜競輪大会・特別アドバイザー」として熊本競輪に関わる。「基本的には現支部長の時松(正)君に任せていますが、施行者の方や選手会との話し合いは、これまで自分が出てきましたからね。自分が顔を出しておけば説明をイチからやり直す必要もないでしょう。最後のご奉公です(笑い)」と、調整役としての役目を担っている。
全日本選抜の成功に向け、裏方として支える日々が続く。