松戸競輪ナイターGⅢ「開設73周年記念 燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯」が26日に開幕する。S級S班の平原康多(41=埼玉)は地元GⅠから中4日で今シリーズに乗り込んできた。
地元GⅠ制覇を狙って西武園オールスターに臨んだ埼玉の大エースは、優出には成功したものの決勝は7着という結果に終わった。「自分としてはうれしい部分と悔しい部分があった。真杉の優勝はうれしいし関東にとって大きい。後半戦、来年につながるはず。ただヨシタク(吉田拓矢)の失格は残念だったし後味が悪くなってしまった。それでも、ヨシタクが〝変わった〟というか、元のヨシタクに戻ってくれたのが本当にうれしかったですね」と激闘の一週間を振り返った。
地元GⅠから間の短い参戦となるが「新しい治療法を教わって試してみたら、体の反応が良くなった。すぐに結果につながるかは分からないけど、希望が見えてきたし、これからいい方向にいきそう」と声を弾ませた。
初日特選12Rは連係実績豊富な長島大介(34=栃木)に前を託す。関東の総大将の反撃がここから始まる。