四日市競輪のナイターFⅠ「桜霞杯」は8日、2日目を迎えた。10RのS級準決勝では石塚輪太郎(31=和歌山)が混戦をまくって決勝進出一番乗り。そしてこれが通算200勝目となった。
2月の奈良記念最終日に199勝目を挙げてから約2か月。ようやく区切りの200勝を達成した。「199勝から時間がかかってしまったけど、なんとか達成できた。よかったです」とホッとした様子。ただ、準決のレース内容について語る口調は重く「ジャンで弱気になってしまった。セオリーなら切らないといけないし、たまたま中団に入れたからまぐれで勝てたけど、流れ込みの走りだったし、内容はなかった」と笑顔は見られなかった。
準決の悔しさは最終日(9日)の12R決勝(で晴らすしかない。決勝には近畿が4人勝ち上がったが「(脇本)勇希とは別でやります。自分は(窓場)千加頼さんの前で自力。しっかり決まるように頑張りたい」と言葉に力を込めた。
写真 石塚輪太郎
エトキ=準決で200勝を達成した石塚輪太郎