名古屋競輪場で4月29日から5月4日の日程で開催されるGⅠ「第79回日本選手権競輪」のPRのため、関係者が22日、東京・江東区の東京スポーツ新聞社を訪れた。

 名古屋競輪組合の杉原忠司事務局長が「GⅠでは2020年オールスター以来、ダービーでは9年ぶりの開催になります。古性優作選手、脇本雄太選手の近畿勢を中心に、名古屋記念優勝の深谷知広選手、松阪記念優勝の郡司浩平選手がいる南関勢が対抗馬の形で、素晴らしい戦いが期待されます」と語気を強めた。売り上げ目標は150億円。

 JPF東日本エリア管理課の栃山恭平課長は「スポーツの力、として金メダリストの登坂絵莉さん、中日ドラゴンズOBの山本昌さんのトークショー。公営競技では坂井瑠星騎手、森且行選手、そしてイメージキャラクターの松井珠理奈のスペシャルステージなど盛りだくさんで、中村公園東園に特設ステージを立てて開催します」とアピールした。建設中のBMXコースは来年開催のアジア大会の会場に仮決定しており、完成している部分でプロライダーのイベントも行われる。

 アンバサダーのプリンセス物語の湯丹望湖(ゆたんみこ)は「地元の纐纈洸翔選手を応援しています。同い年なんです」と同世代にエールを送った。また、湯丹は時空を超越することを学びながらアイドル活動をしているというが、「時空を超越する勉強はまだまだ…です。私、勉強が苦手なので」と小さな声で現状を説明した。