宇都宮競輪のGⅢ「開設76周年記念 第1回レジェンド神山雄一郎カップ」は18日、最終日を迎え、4R発売中には神山雄一郎氏の〝ラストラン〟となる「レジェンドエキシビジョンレース」が行われた。
戦前のトークショーで「今日に向けて万全に仕上げてきた。910勝目を目指して頑張ります」と意気込みを語っていた神山氏。
レースは中団、中団を立ち回ると、最後は渾身の3角まくりで江連和洋の先行をとらえ先頭でゴール。何度も好連係を決めてきた盟友・坂本英一とのワンツーで、宣言通り〝910勝目〟を挙げた。
〝勝利者インタビュー〟では息を切らしながら「ありがとうございました。今までの競走通り(声援は)全く聞こえませんでした。引退して素人になったので、胸を借りるにあたり、しっかり練習してきました。江連君のかかりもよくて、たぶん13秒台が出てたんじゃないかくらいでした(笑い)」と〝ラストラン〟の感想を述べて、ファンの大歓声に応えていた。