熊本に8年ぶりの打鐘が響く――。熊本市の大西一史市長は7日の熊本市議会での一般質問において、2016年4月の熊本地震で被害を受け再建中の熊本競輪場について「関係団体との協議を進めた上で、来年6月をメドに開催に向けた準備を整えたい」と説明した。
熊本に限らず日本全国の競輪ファンが待ち望んだ吉報。400バンクに生まれ変わり、天災を乗り越えた新たな火の国の歴史を刻み始める。
この報を受け、日本競輪選手会熊本支部の西島貢司支部長は「うれしいのひと言です。もやもやしていた時期もあったが、みんなが頑張ってたどり着いてホッとしている。選手は一生懸命走ってファンの方に練習してきたことを披露することが一番。『本場に見に来て良かった、本物は違うんだな』というのを届けられるように頑張りたい」とコメントした。