大宮競輪S級シリーズは26日、2日目を迎え準決12Rは地元の武藤龍生(32=埼玉)が鈴木玄人(27=東京)のまくりに乗って1着。〝大宮初V〟への挑戦権をつかんだ。

 今や平原康多(41=埼玉)とともに〝埼玉の顔〟となった武藤が、きっちり準決を1着で突破した。「鈴木君とは初連係だったけどビックリするくらい強かった。頑張ってくれたし、自分もそれをかわせたので状態は問題ないです」と快勝に胸を張る。

 決勝も再び鈴木の番手回り。その鈴木は「初日は宿口(潤平・41=埼玉)さん、準決は武藤さんに残してもらって勝ち上がれた。その2人が決勝で付いてくれるし、ラインから優勝者を出せれば最高。頑張る」と攻撃的に攻めていきそうだ。

「大宮ではまだ優勝したことがない。西武園もチャレンジの時(2010年12月)に一度あるだけ。地元優勝を目指して頑張ります!」と話す武藤が当地初Vへ鋭脚を繰り出す!