大宮競輪GIII「東日本発祥77周年 倉茂記念杯」は最終日の18日、12Rで決勝が争われ、単騎でロングまくりを放った北津留翼(40=福岡)が制した。GIII優勝は2022年6月久留米以来7回目。
無欲の一撃で約3年半ぶりに記念のタイトルをつかんだ。レースプランは「無計画」。ただ「ホームでけん制が入っていたし強い選手が内に詰まっていたので、ダメかなと思いながら」も、ここが勝負どころと判断して渾身のスパート。「2センターではつかまると思った(苦笑)」ようだが、最後まで後続を寄せ付けず、長い直線を押し切った。
準決は敗色濃厚の展開から大量落車を避けて1着。「その流れがあったかも」と運が味方したのも事実だが、モノにできたのは人柄の良さがあったからかもしれない。
来月には地元地区の九州・熊本でGI全日本選抜が開催される。「年齢も年齢だし上積みは厳しいけど、一生懸命練習して備えたい。まだ九州は(他地区に比べ戦力的に)厳しいので、情報交換したりしてみんなで強くなれるように手助けできれば」と、最後まで謙虚に今後の意気込みを語った。