大宮競輪GⅢ「東日本発祥77周年 倉茂記念杯」は16日、2日目を行った。この日、強烈なインパクトを残した1人は中野慎詞(26=岩手)だ。
2日目の午後はバックが強烈な向かい風という先行選手には厳しいコンディション。二予6Rの北津留翼、7Rの河端朋之が着外に沈み、9Rの佐々木悠葵も3着という中、ナショナルチーム所属のオリンピアンは二予8Rで圧巻の逃げ切り勝ちを決めると「力を付けないとだし、風を切る組み立てを考えていた。ペース配分がうまくいき、余裕を持って走れた」と涼しい顔。
車間を空けて援護し最後は逆に突き放された和田圭が「トルクが全然違った。余計なお世話でした(苦笑)」と脱帽したほどのハイパワーを示した。
500バンクは今回が初参戦で「カントがないから変な感じ。バックの直線も長いから〝まだ先があるのか〟とか考えちゃうとタレそう(苦笑)。隙がないように集中して走らないと」と細心の注意を払って攻略を図る。
準決12Rは師匠の佐藤友和を背にする。今年の目標でもある記念制覇を「師匠を振り切って達成できれば最高です」と言ってはにかんだ。そのためにもまずは、強敵を撃破し、師弟で決勝へと勝ち上がりたいところだ。