広島競輪GⅢ「開設73周年記念 ひろしまピースカップ」は21日、2日目を開催。今シリーズに参戦中の〝ケイリンマン〟こと山中秀将(39=千葉)を、タレントで東スポ競輪アンバサダーの太田理恵さんが直撃した。
山中は自身のSNSで〝ケイリンマン〟に扮して、競輪選手あるあるなどの「競輪選手しか知らない世界」をテーマにしたショート動画をアップする活動を行っている。
業界内ではケイリンマンの存在はだいぶ広まっており「選手はもちろん、記者や検車場のスタッフ、食堂の方からも『いつも見てるよ』などと声をかけてもらうことが多くなりました。今開催も数人から声をかけられましたし」と反響の多さを実感している。その一方で「まだ3000人くらいしかフォロワーがいないんです。競輪界以外の方にも共感してもらいたいし、そのためにもまずは見てもらえる人数を増やしたいと考えています」とフォロワー数の増加を目標に奔走中だ。
山中がこのような活動を始めたのは「満足のいくセカンドキャリアを迎えられていないOBの方が多い気がする」ことや、「自分たちは命がけの仕事をしているので、早めにセカンドキャリアを考えてもいいんじゃないか」との思いからだという。
「いずれは大きな活動をしていきたいと考えているし、この思いに共感してくれる仲間を集めるために、こういった活動をやっています」と語る。
太田さんも山中の活動に感銘を受けている1人。「山中さんの動画は見ていて楽しいのもそうですけど、なによりそういった活動をするということが素晴らしいなと思いました。多くの方にぜひ山中さんの活動を知ってもらいたいし、一緒に企画などもできればと考えています。例えば、私が女性の役で出演するのはいかがでしょうか(笑い)」と提案した。
「競輪ファン以外の方でも楽しめる内容になっていると思いますし、ぜひ多くの方に見ていただきたいです!。フォローをよろしくお願いします!」と〝ケイリンマン〟は猛アピールした。