小松島競輪場で開催中の高松競輪GⅢ「開設75周年記念 玉藻杯争覇戦」は29日、初日を行った。松岡辰泰(29=熊本)の一予3Rは阿部英斗が目標の一戦。
「ごちゃついているところで阿部君が踏んでいって」少し口が空く楽とは言えない流れだったが「追い付くのは必死だったけどブロックをもらわなければ、とは思っていました」。タテ脚もあるところを見せつけ、最後は計ったように抜け出す、見た目以上に余裕の番手戦だった。
現在は「前がいなければ自分でやるけど、若い子たちがいれば任せたい方向」というスタンス。番手戦として考えれば、後輩・嘉永泰斗が昨年10月の前橋GⅠ寬仁親王牌を制しS班となったことで熊本勢にも流れが向いてきそう。
自身も〝いい位置〟を回れることを目指し「練習は当たり前にやるので、あとは徳を積むだけです(笑い)」。歯車がかみ合えば点数アップ、そこからさらなるいい流れも呼び込める。
2日目の二予12Rは林大悟が目標となったことに「大悟さんは先輩の中で唯一、僕が後ろに付くんです。他の先輩だと僕が前なので」と話しつつGP覇者の郡司浩平も川越勇星がセットされているのを見ると「神奈川は盤石ですね…」。ただ「こういう牙城を崩さないと上には行けない」。ジャイアントキリングを狙う最終レースとなる。