松山競輪ナイターFⅠ「伊藤豊明杯×デイリースポーツ杯」は27日、初日を行った。S級予選8Rでは伊藤豊明氏の弟子の栗田貴徳(42=愛媛)が出走。目標の遠藤拓巳に続いて2着に入った。

「こんなにうれしいことはないよ!」

 レースを終えた栗田は喜びを爆発させた。一昨年12月の玉野で落車して骨盤を骨折。昨年5月に復帰したが、成績は低迷していた。沈んでいた…。

「前を取るのも遠藤、叩くのも遠藤、内を締めたのも遠藤、仕事しなくていいように踏み直したのも遠藤。抜かしてくれたら100点だったけど(笑い)。骨盤を折ったのに勝ち上がれた。折っていなくても勝ち上がれていなかったのに」。久々の準決進出、それも師匠の冠レースで、だ。持ち味のマシンガントークはとどまることを知らなかった。

「師匠の冠レースでうれしい。リハビリを頑張ってきてよかった。執刀医、リハビリに付き合ってくれたPTさん、すべての方に感謝です」

 走れる喜びを胸に。栗田、感激! 〝愛媛のクリカン〟が2日目(28日)も生まれ変わった地元・瀬戸風バンクを疾走する。