取手競輪FⅠ「日刊スポーツ賞」は14日に開幕し、6Rガールズ予選1は寺崎舞織(28=福井)が鮮やかなまくりで1着スタートを決めた。初日白星は昨年8月の高知以来で実に254日ぶりだが、着順以上に「自力を出せて良かった」と内容への手応えを口にした。
5番車で初手は3番手ながら、打鐘で後方から田中まいと出口倫子が前をうかがうと最終ホームで5番手となり「ヤバイと思った」。しかし、窮地に置かれたことで「競走得点も自分が上だし、行けるところまで行ってみよう」と腹をくくり、最終2角付近から踏み上げると一気に前団をのみ込んだ。「出だしも良かった気がする」と感触も悪くない。
2児の母で、妻としてS班戦士となった夫の寺崎浩平をサポートしつつ自身もバンクで戦う〝三刀流〟。全ての役割をバランスよくこなすのは並大抵のことではない。それでも「レースが空いたときでも、しっかり練習はしている」というから立派なもの。「目標は自分の中にありますけど、出走本数の少ない私がそれを口にするのも…」と控えめながら高みを目指す姿勢に変わりはない。
2日目(15日)は6Rガールズ予選2に3番車で臨む。村田奈穂に高木佑真、地元の岩崎ゆみこと機動型も多いが、自在に立ち回って2連勝での決勝進出を目指す。