青森競輪ナイターFⅠ「スポーツ報知杯 チャリロト杯」が12日、開幕する。新年度の開幕戦にベテラン・三宅達也(48=岡山)が参戦する。

 三宅は前回の名古屋FⅠの2日目に懐かしい抑え先行で沸かせた。「米嶋(恵介)君より点数を持っていたし、前になった以上はね」と果敢に先行態勢に入った。このレースは若いころに戦い合った井上昌己との二分戦だった。

「あの開催には武田(豊樹)さんもいて、武田さんも『一緒なら俺も自力で三分戦だね』なんて話していたんですよ」

 上位戦でぶつかり合った名レーサーたちは、年齢を重ねても気持ちが強い。自身の走りにプライドと責任を持ち、目の前のレースと向き合っている。結果的には井上が往年のまくりで勝ったものだが、48歳にして先行をいとわないスタイルは選手の鑑だろう。

 初日(12日)6Rは「ハラケンが一緒なんで。任せるだけ。頑張ってくれるでしょう」とニッコリ。「もちろん普段は自力じゃないけど、これからもああいうケースがあれば頑張ります」。ベテランの味は、またその濃さを増していく。