取手競輪FⅠ「日刊スポーツ賞」最終日が16日に行われ、今開催限りでの現役引退を表明していた岩崎ゆみこ(30=茨城)が10Rガールズ決勝に臨み、前々に攻めて見せ場をつくるも5着でラストランを終えた。
選手紹介から大声援に包まれた。「平日にもかかわらず大勢の方に応援していただいてうれしかったし、お世話になった取手で最後に走れて良かった」。レース後には同期を中心とした仲間たちから花束を送られ、何度も何度も涙ぐんだ。
引退理由はメンタルの限界だった。マジメすぎる性格から選手としての〝頭打ち感〟に悩み「スポーツ選手として上を目指してやってきたけど結果が出ず、ただ稼いでいるだけになっていた」ことに苦しんだ。2月末には引き際を模索していたという。
小学1年から大学卒業までバスケットボールに打ち込み、2019年のデビューから7年にわたってバンクで身も心も削ってきた。今後は未定で「戦いのない日々の中で1か月ほど何もせず、心をリセットしたい」と言い、最後は〝ゆみこスマイル〟でバンクを去った。