函館競輪のナイターGIII「開設76周年記念 五稜郭杯争奪戦」は14日に開幕し、地元の川津悠輝が11Rを制し、通算200勝を達成した。
前検日にも勝てば節目に到達することは話題になっていたが「それを忘れてしまうぐらいレース前は緊張していました」と目を三日月にして笑顔を爆発させた。
競走得点は104点。「自分なんかでいいのかなあ」との思いはあったが、予選メインでGI戦線でも先行勝負できる菊池岳仁の番手を用意された。
その菊池が1番車を生かしてS取りから全ツッパ。「赤板からいいペースで行ってくれて頼もしかった。踏み直しもすごくてやっと抜けた感じ。もう少し引き付けていたらワンツーを決められたのかな」。反省点はあったが、幸いにも菊池は3着に踏みとどまって順当に勝ち上がってくれた。
前回広島の2日目にギックリ腰を発症。まだ痛みはあるが「走っている分には大丈夫そう」という。選手の多くは痛みや体の不調と戦っており、自分だけが特別なわけではない。ましてや地元記念となれば気合の入り方も違うし、問題はないだろう。
「実は通算100勝目でA級1・2班戦での初優勝を決めて、その日が長男の生後100日目でもあったんです。今回は地元記念で200勝を達成できて、いい思い出になります」。2日目は11Rで新山響平―成田和也の3番手を得た。まだまだ川津の思い出づくりは終わらない。