四日市競輪でナイターFⅡ「CTC3分前杯 中京スポーツ賞」が29日に開幕する。ガールズ併催シリーズで、6Rには中1日の追加を快諾した坂口楓華(28=愛知)が登場する。
「追加の連絡をもらったのは前回のレース後です。近場というのもあったけど、前回の賞金がいつもの3分の1だったので…」
その前回とは岐阜で行われた競輪ワールドシリーズ。ファンデルワウ、アンドルーズといった世界の強豪を相手に「こんなに強い人と走ることもないので立ち向かってみたかった。自分の本能ですね(笑い)」と真っ向勝負を挑んだが、決勝は4着。予選2日目も4着に敗れた。一般開催では優勝または準優勝が当たり前に近いだけに、いつもより賞金が少ないのは当然だ。「今の賞金ランキングが10位ぐらい。もっと上げないと」。4年連続のGP出場に向けて追加を断る理由は見当たらなかった。
それでも悪かった開催ではなかったという。「世界チャンプ相手に勝負して楽しかった」ことに加えて、「ファンデルワウと仲良くなれた」と大きな収穫があった。
「仲がいい通訳さんを介して、最終日のレース後にご飯を一緒に食べたんです。年齢が自分の1つ下で、『ワウちゃん』と呼んでます。トレーニングの話しもできたし、すごくステキな方でした。最後に『また強くなって一緒に走りたいね』と言ってくれて、自分ももっと強くなって会いたいと思いました」
来年も競輪ワールドシリーズが開催することが決まったばかり。ファンデルワウが再びガールズケイリンに参戦する可能性もある。その時に今年と同じ赤パン姿で、そしてパワーアップした姿で再会するためにも、今開催は負けられない。