京王閣競輪FⅠナイター「真備杯&L新橋杯&ニッカン杯」は28日、開幕する。ガールズで主役となるのは7Rの予選1に1番車で臨む児玉碧衣(29=福岡)だ。前回小松島では2場所連続完全Vと復調を印象付けたが、かねて口にしていた「モチベーションが上がらない」という悩みは解消されていない。

 これが〝燃え尽き症候群〟なのか。2015年にデビューし、18年からのガールズグランプリ3連覇など数々の栄冠を手にしてきた児玉は、このところ「勝ってもうれしいっていうのがない」とコボすことが増えている。心身とも奮い立つような目標が「『もう、なくない?』って感じになっている。重症」というから深刻だ。

 もちろんレースとなれば「1着を目指す」。実際に前回小松島の決勝では太田りゆを撃破。前々回の松阪から目下6連勝中と結果は文句の付けようがない。ただ、気乗りしない状態が続いており「練習もあんまりしていない」。それでも期待を裏切らずに1着を量産できているのは「楽な感じで臨んでいるからレースも見えていて対応できているのかも」と自己分析し、自嘲気味に笑う。

 スケジュール的には4月のGⅠオールガールズクラシック(岐阜)が目標となるが、地元久留米で開催された昨年の第1回大会を制しており「4月に向けて…っていうのもなくて」と歯切れが悪い。病気やケガなどと違って〝全治〟までにどれだけ時間が必要かも分からない。本人にしか解決できない問題だけに、ちょっと心配だ。