4月の久留米GⅢ「大阪・関西万博協賛競輪」3日目に通算500勝を達成した中川誠一郎(44=熊本)の「通算500勝記念表彰式」が19日、熊本競輪場の特設ステージで行われた。
通算47人目(男子では44人目)となる快挙に「どちらが早く500勝を達成するか争っていた荒井(崇博)さんに先を越され、(500勝に)リーチをかけてからも足踏みをしましたけど何とか達成できました。これからは美味しいお酒を飲めるぐらいほどほどにいいレースがしたいです」と酒好きの中川らしいあいさつ。
そして「来年に熊本競輪場が再開するので、皆さんの前でいいレースがしたい。優勝して(ファンと)一緒に祝杯をあげたい!」とブチ上げると、多くの声援と拍手にわいた。
表彰式に登壇した西真一郎熊本市経済観光局スポーツ・イベント部競輪事務所所長も「本当に誇らしいことです。あったかい人が勝つと周りがより盛り上がる。熊本は今、若い選手もたくさん出てきていますし後輩育成にも期待します。次は600勝ですね!」と祝福し、更なる活躍に期待した。
熊本競輪場は2016年の熊本地震で被災し休止していたが、現在は再建工事が進んでおり、2024年6月以降の競技再開を目指している。