佐世保競輪99サンセットナイトレースFⅠ「道の駅させぼっくす99賞」は18日、開幕する。北日本、関東、南関東、中四国、九州のトップレーサーが覇を競うが、主役は四国の大砲・犬伏湧也(28=徳島)で疑いの余地はない。

 昨年はGⅠ3優出(日本選手権、オールスター、寬仁親王牌)、GⅢは3月大垣でVと活躍。年末の立川GⅡヤンググランプリ2023は太田海也との踏み合いに敗れ、世代ナンバーワンの称号を手にすることはできなかったが「充実した一年」と振り返った。

 プロ4年目を迎える今年は2日から始動。先週にはサイクルスポーツセンター(静岡県伊豆市)での新人訓練もあったが、そこでも有意義な時間を過ごしてきた。

 初戦を迎えるにあたり、24年の抱負は「もっと高みを目指したい」。昨年、ビッグ戦線にフル出場した中で、GⅠでの調子の波をなくし安定した成績を残すことがグランプリにつながることが分かった。

 走り初めとなる西海の地は21年11月に9連勝のS級特昇を果たした思い出の場所。今回は3連勝がノルマと言っても過言ではない。