平塚競輪の大阪・関西万博協賛のナイターGⅠ「第67回オールスター競輪」(8月13~18日)と「女子オールスター競輪」(13~15日が開催される。今年前半を苦しみの中で終えた松浦悠士(33=広島)はヒットが欲しい。

 そんな時期だが、パリ五輪の奮闘から厳しいスケジュールながらも出場する太田海也(25=岡山)にエールを送った。

「自分は競技のルールに詳しくないので、どうこうは言えない。でも自分も悔しかったし、何より一番悔しい思いをしているのは海也」

 チームスプリントはメダルに届かずの5位に終わり、スプリントでは降格、ケイリンの失格と太田のパリ五輪は厳しい結果に終わった。しかし、大きな可能性を感じさせたのは事実で「今回、海也と連係したいですね」と松浦は胸を躍らせる。

 連係したのは「去年の競輪祭ですが、絶対にあの時より強くなっているわけですよ。ハロン9秒350ですよ、フフフ」と、太田の姿を思い浮かべた。

 初日の12Rドリームレースは清水裕友(29=山口)との好連係で、激熱ワンツーを目指す。