松阪競輪の大阪・関西万博協賛GⅢ「開設74周年記念 蒲生氏郷杯王座競輪」は26日、最終日を迎える。12R決勝は9人中8人が初日特選と同じという構成。山田庸平(37=佐賀)は二次予選を阿部将大、準決勝を松岡辰泰との連係で勝ち上がりファイナル切符を手にした。
今大会は1か月ぶりの実戦で「やってきたトレーニングの方向性が違ったかな」と絶好調とはいかないが「九州の後輩の頑張りを無駄にしちゃいけない」と気合十分だ。「初日特選は何もできなかったので、何かしないと」。
前検日には、いつも通り穏やかな口調だったが「自分の中で今年は、特に気合を入れて頑張ろうという気持ちが強いんです」と、並々ならぬ思いを口にしていた。
古性優作をはじめ、そうそうたる顔ぶれが揃う決勝戦は、今年の庸平の行方を占う重要な一戦となる。