京王閣競輪の3日制GⅢ「東京オーヴァルカップレース」が26日に開幕。地元戦での好走実績が光る高橋築(33=東京)は予選8Rにスタンバイしている。
今ではすっかり〝東京の顔〟となった高橋築は「毎年、京王閣と立川は複数回ずつ走らせてもらっています」と話す通り地元戦のあっせんが多く、そしてなかなか高い連対率を誇っている。GⅢでも京王閣で1回、立川で2回決勝に進んでおり、好メンバーがそろった今大会でも好成績が期待される。
6月岸和田GⅠ高松宮記念杯の後は家事都合などで2本配分を欠場。1か月ぶりの実戦となった前回の玉野GⅡサマーナイトフェスティバルは7、4、7、9着と精彩を欠いた。「いきなりやれるほどビッグレースは甘くなかった。全然通用しなかったです」と苦笑いで振り返ったが「地元GⅢの前に強い人と走れたのはよかったのかな。感覚も少しずつだけど取り戻せていたので」。幸いにも今開催に向けての手応えはつかめたようだ。
サマーナイトで点数を落としてしまったため、今回は予選スタート。それでも「初日から気合を入れていけるので」とプラスにとらえている。「中3日だけど、しっかり自転車に乗ったりとやれることはやってきた。まずは初日、ですね」。予選8Rは中嶋宣成に乗ってきっちり人気に応える。