「第94回全日本自転車競技選手権大会トラック」(静岡・伊豆ベロドローム)は23日に2日目を開催。男女のスプリントと女子オムニアム、男子スクラッチなどが行われた。
男子スプリントは太田海也(TEAM RAKUTEN K DREAMS)が優勝。「絶対に勝たないといけないプレッシャーがあった」と戦いを振り返った。また、今月中旬にハロンと呼ばれるスプリント予選で8秒8台を英国のマシュー・リチャードソンが出したことについては「僕も出せると思ってやるしかない。そうじゃないと憧れで終わってします。マシューと互角に戦えたこともあるので」と鋭い眼光を見せた。
女子スプリントは佐藤水菜(TEAM RAKUTEN K DREAMS)が圧巻の優勝劇で「しっかり優勝できよかった」と話しつつ、若手について「教えられるものは教えたい」と成長を期待していた。
女子オムニアムは内野艶和(TEAM RAKUTEN K DREAMS)、男子スクラッチは橋本英也(JPCA)、男子マディソンはJIK(日本競輪選手養成所、児島直樹=松田祥位ペア)が優勝した。