名古屋競輪は、地域貢献の一環として9月26日、名古屋市立鳴海小学校で3年生と6年生の生徒約180人を対象に「競輪選手が教える! 自転車安全教室」を開催した。
指導したのは山田圭二、高野輝彰、山内卓也の3選手。車や歩行者をよけて走る良い例、悪い例の丁寧な実演を行い、子供たちは実際に自転車を使いながら、止まれや周囲確認の指導などを受けた。
小学生からは「楽しかった」「これから安全に気を付けて自転車に乗る」との声が上がった。
愛知県では、歩行中や自転車乗用中による小学生の事故が増えている。日本競輪選手会愛知支部長でもある山田は「こういう機会を与えてもらって、子供たちにブレーキのかけ方や止まれを止まらなければならないなど、きちんと安全確認しなければいけないということを伝えることができて本当に良かった」と笑顔で話した。
また名古屋競輪組合の田中将喜総務部長は「競輪選手のスキルを生かして教室を開催するなど地域貢献をしていきたい。これからもできることなら続けていきます」と力を込めた。