たけお競輪GIII「武雄市制20周年 開設76周年記念 大楠賞争奪戦」がオッズパーク武雄(武雄競輪場)で4月18~21日に開催される。S班嘉永泰斗を中心に地元の山田英明、庸平兄弟や山崎賢人らの九州勢が、真杉匠、阿部拓真、南修二のS班戦士ら強豪を迎え撃つ。春の武雄の4日間が激闘にあふれる。
嘉永が九州の意志を示す。「言葉で、というタイプじゃないので」とこれまで築き上げてきたのはレースでの表象形成。それは九州の選手の誰もが認めるものとなり、他地区の強豪を打倒するためにも、今回は嘉永を中心に戦いを挑む。3月防府GIIウィナーズカップ準決の落車の影響で、今月の伊東記念は欠場となったものの、今回に向けて整えてくる。
山田英明、庸平兄弟が嘉永を支えつつ、地元として譲れない優勝を目指していく。英明は車輪を主に自転車への対応に苦慮してきたが、動きには光が見える。庸平も昨年末からのケガ、病気を克服し、戦える状態で参戦する。
また、九州の希望・山崎の復活は朗報だ。ウィナーズカップ決勝進出の輝きは本来の姿。続く岸和田FIでは根性を見せる優勝を手にし、たくましさを増している。東矢圭吾も確実な戦力。地元自力型の立部楓真、青柳靖起、坂田康季、橋本宇宙も躍進を狙う。小林弘和、山口貴弘、佐々木翔一、山口敦也の追い込み陣も地元は別格の気合だ。
S班の遠征勢は真杉、阿部、南の3人。真杉は西武園の平原康多カップでらしさを取り戻す走りを見せて準優勝。番手を回った吉田拓矢の優勝で、明るいムードも戻った。阿部はまだまだ苦しい戦いの最中で、光明を見いだしたい。南も自力を求められるレースが増え、結果につなげられていないが「すべては脚がない」の思いだけに今なお脚力向上に集中し人気に応えていくのみだ。
自力では佐々木悠葵、根田空史、河端朋之、佐々木豪といった豪快なパワー戦を誇る選手たちが駆け抜ける。自在を極める浅井康太と吉沢純平も優勝候補の一角で、追い込みでは阿部力也や松谷秀幸、そして小倉竜二といった実力者が長い直線で技を披露する。ケガに苦しんできた小松崎大地も復活気配十分だ。
2班では谷内健太と篠田幸希、岩井芯の若手たちが大暴れの準備。それぞれ決勝進出が目標になる。