武雄競輪GⅢ「武雄市制20周年 開設76周年記念 大楠賞争奪戦」が18日、開幕する。真杉匠(27=栃木)の現状は、どうか。

 まだモヤモヤは晴れない。前回の西武園記念は「平原康多カップ」と敬愛する先輩の名がついた大会で、決勝は吉田拓矢の優勝でライン上位独占という好走を披露した。

「あそこから行けば抜かれるのは仕方ない。ライン3人で決まったのは良かった」

 納得できるレベルではあっても、そこが自分の居場所ではない。

 結果が残せないことと、走りに満足できないことが続いている。3月防府GⅡウィナーズカップでは決勝で吉田の奮闘がありながらも勝ち切れず「あれだけ頑張ってもらったのに。防府はだいぶ感じが悪かった」と不満ばかりが残った。その後も「豊橋記念も良くなかった」――。

 だが西武園からは「乗り方の意識を変えて、それに合わせて自転車もいじって」と確実に良化してきた。5月平塚GⅠ日本選手権に向けて、今回さらに上向けていくだけだ。

 初日特選12Rは「九州4人並ぶんですか。まあまあまあまあ…。やりにくいっすね。しかも二分戦…」と悩ましいものだが、御船山のように突き刺すようなタテ勝負に集中し、モヤモヤを吹き払う。