来年6月をメドに再開を目指す熊本競輪場の〝今〟を探るため東スポ競輪班は熊本バンクに潜入。熊本市経済観光局スポーツ・イベント部競輪事務所の西真一郎所長が場内を案内してくれた。

 2021年11月に解体に着手してから約2年。全貌が徐々に明らかになってきた。

 500メートルから400メートルへ変わるバンクは、形状が整いもうすぐ舗装が始まる。特徴はみなし直線が長く、カントは松阪に次ぐほどのきつさとなる。またミッドナイト開催に向けた照明の設置も進んでいる。

 客席も大幅にリニューアルされる。改修したメインスタンドの3階に特観席がつくられ、大型駐車場も完備される。

 西所長は「席数は減りますが、見るポイントは増えます。インスタ映えするようなスポットをつくったり、イベントも行ったり。あと毎年恒例の夏祭りがありますし、ファンの方はもちろん競輪をしない方もいらっしゃれるコミュニティとして、愛される施設になれば」と力を込める。

 また、地域に根ざす貢献の一環として防災対策の拠点としての機能も果たす熊本競輪場。再建へ向けた道は確実に一歩、一歩と前進している。