立川競輪FⅠ「第18回山口健治杯・日本名輪界カップ」は22日、開幕する。特昇によるチャレンジ卒業から今回がA級1・2班戦3場所目となる129期の新人・伊藤京介(23=三重)は4Rの登場で「兄(で師匠の裕貴)から『早くS級に上がってこい』と言われている。3場所で決めたい」と初日を前に闘志を抑えきれない様子だった。
競輪選手養成所時代には記録会すべてでゴールデンキャップ獲得し、在所5位。5月松山でのデビュー時には「(本デビューから)18連勝を決めてみたい」とまで話していた期待の大砲は18連勝こそ逃したものの、チャレンジは土つかずの9連勝で突破。佐世保GⅠ女子オールスター(佐世保)と同時開催の男子新人アドバンスを経て迎えた地元四日市での1・2班初戦で決勝2着と野望は打ち砕かれたが、前回豊橋では完全Vと単なる〝ビッグマウス〟でないことを証明した。
脚力には絶対的な自信を持っている。「打鐘前からとか、長い距離を踏むのは得意」というだけではなく「まくりでもスピードをつくれる自信はある」とキッパリ。今後は相手から警戒されて、もつれるケースも想定されるが「バック線は自分のもの」と言ってはばからない。
あいにくの雨で前検後に初見参の当地バンクを試すことはできなかったが「地元の四日市も直線が長いので、うまく感覚を合わせられれば」と意に介さない。まずは初日にインパクトのあるレースで順当に勝ち上がり、2場所連続完全Vへの一歩目を踏み出す。