松戸競輪場では４日、場内で「サイクルフェスタ」を開催し、元ガールズケイリン選手の高木真備による〝わんにゃんフェスティバル〟や宝探しゲーム、バンク走行会などを行った。

　高木は保護犬猫の実情、また保護活動などの説明に加え、自身が考案した「○×クイズ」などを実施した。

　クイズでは「ペットが手放される理由の１番は、高齢になって飼えなくなった、ですが２番目の理由は、アレルギーを発症した、か、吠えたり噛んだりするので飼えなくなった、のどちらでしょう？」といった設問を出すことにより、楽しみながら知識を得てもらおうと試みていた。

　またガールズケイリンで同期の石井貴子（千葉・１０６期）は今回、「真備が何かするのなら」とお手伝いを買って出た。石井も保護猫を飼っており「ＴＮＲ（不妊手術）を行うかどうか悩んだ時には真備に相談しました」とエピソードを明かした。

　松戸競輪場には「さかがみ家」で活動するタレントの野々村真、桑原みずきも来場し、保護活動の広がりを訴えた。バンク内では走行イベントやバンク歩行も行われ、多くの来場者が自転車と動物の複合祭を楽しんでいた。