3月15~17日の日程で香港で「2024UCIネーションズカップ第2戦」が開催される。

 2月オーストラリアの第1戦で男子ケイリンで銀メダルを獲得した中野慎詞(24=岩手)は「アワン選手(マレーシア)に敗れたことが僕の中ではすごく悔しいのでリベンジしたい」と意気込む。「ストロングポイントはロングスパート」と武器を生かせる走りを意識していく。

 スプリントで金メダルを手にした太田海也(24=岡山)は「プレッシャーはありません。自分に対して期待しています」と自信を深める。レース前には「足の裏をほぐし、丹田を意識して体を動かすようにしています」と準備面でも成長を続けている。

 パリ五輪で金メダル獲得が期待される佐藤水菜(25=神奈川)は「ケイリンはメダルを獲れるように一歩ずつ確実にステップアップしたいです」と着実に話し、スプリントでは「予選で10秒4を出すのが目標」と続けた。

 太田りゆ(29=埼玉)は第1戦で悔しい思いをして「先のことを考え過ぎず目の前にあるレースに対して、自分の全力を出し切ること、やれることをしっかりやり切ることだけを考えて」と逆襲を図る。