「2024ジャパントラックカップⅠ/Ⅱ」(伊豆ベロドローム)が9日に開幕。最終日の12日には、8月に行われるパリ五輪で使用する最新鋭の「新型バイク」が発表される。
ジャパントラックカップは、パリ五輪直前の国内トラック競技大会で五輪代表候補となっている選手も出場。五輪での活躍が期待される世界レベルの選手やレースを観戦することができる。実施競技は短距離=スプリント、ケイリン。中距離=ポイントレース、スクラッチ、エリミネーション、オムニアム、マディソン。
最終日の12日に行われる、世界最速を目指すトラック競技新型バイク発表記者会見では日本代表の〝最新兵器″がベールを脱ぐ。パリ五輪で日本代表選手が使用するバイクで、そのデザインやコンセプト、最新技術で開発された特異な形状や性能が明らかになる。選手にとって命ともいえる「バイク」は、より〝速さ〟を求め時代とともに変化。メダル獲得の重要なカギとなるだけに見逃せない発表となる。
すでに自転車競技の各国の出場権利枠が決定。日本は男子短距離でチームスプリント1チーム(3人)、スプリントとケイリンでも2人ずつ、女子短距離でもスプリントとケイリンで2人ずつの出場権利を獲得した。また、中距離でも男女共にチームパシュート1チーム(4人)、マディソン1チーム(2人)、オムニアム1人が出場見込みとなっている。
パリ五輪の自転車競技は8月6日から11日まで。代表選手は6月上旬に発表される予定。