西武園競輪のFⅡナイター「東京スポーツ杯」が15日に開幕する。7Rのガールズ予選1に出場する渡辺栞奈(27=静岡)は前回とは別のフレームを手に持って競輪場入りした。
渡辺は前回の4日制函館ナイター(ミリオンナイトクイーン)で、3日続けて確定板に入り決勝に進出した。その勢いを駆って今シリーズに乗り込んできたが「今回は前回とは別のフレームを持ってきました」とあえて変化を求めた。
「デビュー直後に少し使っていたフレームなんですけど、当時はすごく重く感じて…。でも前回決勝に乗れたし力も付いてきたと思うので、今なら乗りこなせるかもってことで持ってきました。カラーはもちろん父と同じ緑と赤です(笑い)。周りの方から『ハルトモさんみたいだね』ってよく言われるし、遠くから見ても目立つので気に入っています(笑い)」
強気な位置取りがセールスポイントだが、今回は「チャンスがあればタテも出したい」と自力勝負も視野に入れている。フレームチェンジの成果が出るのか、まずは一走目に注目したい。